アトランティスのこころ(原題:Hearts in Atlantis)はアメリカの作家スティーヴン・キングが1999年に発表した小説である。 本作は5つの中短編より構成され、登場人物、場所、出来事などが密接に絡み合い、時系列上に進行してゆく。
本作は(キング自身も属する)ベビーブーマー世代のアメリカ人の人生について書かれている。ピースマークに象徴される反戦運動を初めとする、彼等がかつて掲げた理想とその失墜。そしてその結果損なわれた人々が主人公である。
本作は2001年に映画化された。
1960年 黄色いコートの下衆男たち
主人公はボビー・ガーフィールド。母親のリズとともに小さなアパートで暮らしている。11歳の主人公を迎えたボビーは、不思議な力を持った老人テッド・ブローティガンと出会う。物語はボビーとテッドの交流が深めていく様子、子供たちの夏の日々、そして成長を描く。
本作はキングのライフワークでもある「暗黒の塔」シリーズとも密接な関連を持つ。
1966年 アトランティスのハーツ
1983年 盲のウィリー
収録作とは大幅に異なる所期バージョンがアンタイオス誌に掲載されている(1994)。
1999年 なぜぼくらはヴェトナムにいるのか
1999年 天国のような夜が降ってくる
映画
原作の「1960年 黄色いコートの下衆男たち」、「1999年 天国のような夜が降ってくる」をメインプロットに用いている。 主人公のボビーは原作とは異なり、カメラマンになっている。また、「暗黒の塔」に繋がる要素は全面的にカットされており、物語は作品の中で完結する。
監督:スコット・ヒックス
原作:スティーヴン・キング
音楽:マイケル・ダナ
出演:アンソニー・ホプキンス、ホープ・デイヴィス、デヴィッド・モース
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