アマデウスは、日本でも1982年、サリエリ:九代目松本幸四郎/モーツァルト:江守徹という顔ぶれで日本語版初演。好評を博して幸四郎・江守版で1983、1985、1986と再演、更に1993年、サリエリは引き続き幸四郎、モーツァルトに七代目市川染五郎(幸四郎の子息)を新たに迎えて再演。1995、1998、2004年と上演が続き、2004年終演時点で上演回数また幸四郎のサリエリの回数は400回に達し、幸四郎の当たり役として親しまれる舞台となっている。
ブロードウェイで好評を博した『アマデウス』は、アメリカ合衆国において1984年に映画化された。日本での公開は1985年2月。2002年に20分のカット場面を復元しデジタル音声の付いた「ディレクターズ・カット」も公開されている。
F・マーリー・エイブラハム演じるアントニオ・サリエリを中心として、トム・ハルス演じるモーツァルトの物語を描く。モーツァルトの才能を妬み殺害したと語る年老いたサリエリの回想というスタイルをとっている。天才とは何か、を考える上で見逃せない作品である。舞台版では再現不可能なプラハでのロケシーンや、オペラ『後宮からの誘拐』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』のハイライト・シーンが挿入されるなど、映画版ならではの見どころも多い。
アマデウス キャスト
F・マーリー・エイブラハム(アントニオ・サリエリ)
トム・ハルス(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
エリザベス・ベリッジ(コンスタンツェ・モーツァルト)
ジェフリー・ジョーンズ(皇帝ヨーゼフ2世)
サイモン・キャロウ(エマヌエル・シカネーダー)
ロイ・ドートリス(レオポルト・モーツァルト)
シンシア・ニクソン(メイド)
ヴィンセント・スキャヴェリ(サリエリの召使)
ケニー・ベイカー(パロディーオペラ中での騎士長)
アマデウス スタッフ
監督:ミロス・フォアマン
原作・脚本:ピーター・シェーファー
音楽・指揮:サー・ネヴィル・マリナー
製作:ソウル・ゼインツ
撮影:ミロスラフ・オンドリチェク
プロダクション・デザイン:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
老サリエリの特殊メイク:ディック・スミス

